Delfino について

Delfino (デルフィーノ)は1996年設立の老舗フィンスイミングチームです。イタリア語で「イルカ」を表すチーム名は、メンバー全員がイルカのように自由に泳げるようになることを願い命名されました。Delfino は日本水中スポーツ連盟 (JUSF) の登録団体の一つで、フィンスイミングに関する活動を非営利目的に行っています。

2020年現在、Delfino 主催による練習会は休止中です。練習はチームメンバー有志による練習会を中心に行っており、日本選手権などの日本水中スポーツ連盟 (JUSF) 主催の各種競技会には Delfino として参加しています。

団体名	Finswimming Team Delfino フィンスイミングチーム デルフィーノ (JUSF登録番号 T-130524)
代表者	Photo by 『月刊スイミングライフ』 小峰 千明 JUSF 認定員 (CO-524001)
所在地	東京都
設立	1996年7月1日
活動内容	非営利目的に以下の活動を行っています： 1. フィンスイミングの普及活動 2. フィンスイミング練習会の開催 3. インストラクターの派遣 4. JUSF 公認講習会の開催 5. JUSF 認定インストラクター/審判員の指導、育成、認定 6. JUSF への支援、協力 7. TV番組等撮影協力, 技術指導ほか ※ 2020年現在、Delfino (デルフィーノ)主催による練習会、講習会は休止中です。再開の際は本ウェブサイトにて告知致します。
メンバー数	約70名（2008年現在までにJUSF登録を行なったメンバーのみをカウント) 日本選手権出場人数: 15〜20名/回
年齢層	10代〜50代 (最多年齢層 = 20, 30代)
導入済種目	SF（サーフィス）、AP（アプニア）、BF（ビーフィン）、IS（イマージョン）、 CMAS BF(クマスビーフィン)、オープンウォーターフィンスイミング
チーム旗	Delfino の囚われぬ魂であり、死に場所の目印。バンドウデルフィーノが飛び、オオミズナギドリが舞う。この大漁旗をモチーフにしたチーム旗には、「いつも大漁であるように」というチームの祈りが込められている。

フィンスイミングについて

フィンスイミングはフィン (足ひれ) をつけて水面、または水中を泳ぐスポーツです。競技として捕らえた場合には、世界水中連盟 (CMAS) が管轄し、ワールドゲームズの正式種目であり、オリンピックゲームズの正式種目としても現在ノミネートされているフィンスイミング競技のことを指します。日本では現在60以上の団体が活動しており、毎年5月に開催される日本選手権には約400人以上のフィンスイマーが出場しています。

競泳に4泳法があるように、フィンスイミングにも以下のような4泳法があり、競技はそれぞれの泳法別、距離別に行われます。

	Surface (サーフィス, 略称 SF ) 水面を泳ぐ泳法。スタートとターン後の15mを除いて、身体の一部（スノーケルとフィンはからだの一部とみなされる）が常に水面に出ていなければならない。 スピードだけでなく、ターンの技術やペース配分、水中を泳げる15mをどう活用するかなど、高度なバランスが要求される泳法で、観戦の際も見どころが多い。 プールで行われる競技での距離には50, 100, 200, 400, 800, 1500m がある。国内大会や海外ローカルの大会では短水路での25mもある。海や川などのオープンウォーターでは数キロから数十キロに及ぶものもある。
	Apnoea (アプネア, 略称 AP ) 「無呼吸」を意味する泳法名通り、競技中は鼻と口が常に水中になければならないとする泳法。スノーケルやその他の呼吸用器具の使用は認められない。規定通り泳げば水面を泳いでも構わないが、実際には造波抵抗の無い水中を泳ぐ場合がほとんど。 スピードが魅力のフィンスイミングの中でも最速の花形泳法である。 競技での距離は50mのみ。国内大会や海外ローカルの大会では短水路での25mもある。
	Immersion (イマージョン, 略称 IS ) 高圧空気が充填されたタンクとレギュレーターを使い水中を泳ぐ泳法。競技中に鼻と口が水中から出てはいけない。国内でイマージョンの練習や競技へ参加するにはイマージョン講習を受け、JUSF の2スターメンバーになる必要がある。 重いタンクを身体の先端で保持する為、姿勢の制御が非常に難しく、スタートやターンにも熟練が必要である。ここ数年、国内でも出場者が増えてきている。 競技での距離には100, 400, 800m があり、タンクの容量に制限は無いが、距離に応じてそれぞれ、0.7L, 4.0L, 8.0L タンクを使用することが多い。
	Bi Fins (ビーフィン,略称 BF ) CMAS Bi Fins (CMASビーフィン,略称 CMAS BF ) 2枚1組のビーフィンで泳ぐ泳法。スタートとターン後の15mを除き、両脚を揃えて蹴ってはいけない（ウェービング、ドルフィンキックの禁止）。それ以外はサーフィスに準じる。 長年、国内大会に限って開催されてきたが、関係者の念願が叶い、2007年より国際大会でも行われるようになった (= CMASビーフィン)。 プールで行われる競技での距離には50, 400, 1500mがあるが、国際大会では200mも行われるなど、今後の種目の充実が期待される。国内大会や海外ローカルの大会では短水路での25mもある。海や川などのオープンウォーターでは数キロから数十キロに及ぶものもある。